第302章賭けをして、証拠を記録する

「本当に、私に招待状を取ってこさせる気?」

エミリーはカリスタを半笑いで見返した。

彼女が使ったのは「取ってくる」という言葉で、「取り出す」ではなかった。

カリスタは即座に、その意味を理解した。

どこからともなく現れたこの女を、オットーが娘として認め、愛情を分け与えようとしている――そう思うだけで、カリスタの胸には嫌悪がいっそう濃く広がった。

「無駄なことはやめて。誰かに招待状を取ってきてもらいたいなら、そもそもその相手に連絡できなきゃ話にならないでしょ。信じないなら、今ここでやってみなさいよ!」

カリスタは同時に、ほっともしていた。

幸い、今日は亡くなった兄の命日だ。毎年この日...

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